ニキビはこれまで出来たら自然に治るだろうという事で、自分で様子を見ながら洗顔やスキンケアを行っていくのが一般的でした。薬も市販薬などを利用したりすることの方が多く、重症化して跡に残ったりするケースも少なくなかったのです。けれども近年は病院でも皮膚病の一つという認識がきちんと出来てきたので、相談をしやすい環境が出来つつあります。テレビなどのCMを見かけて、自分のニキビも正しく治療が出来るのだろうかと期待をしている人も多いのです。

そもそもニキビは各個人によって出来る原因が異なります。若い世代なら皮脂の分泌が多いというのが主な理由ですし、大人の場合は乾燥やストレスなどによるホルモンバランスの崩れなどが多く原因として挙げられます。その為、これまでは同じように市販薬やスキンケアをしていても根本的な改善が出来なかったのです。病院の治療であれば、まずは問診をして体質や今出来ているニキビの状態を患者と話をしながら確認していきます。

その上で長期的な視野で治療方針を決めて、薬の処方や生活改善のアドバイスなどが行われます。必要な期間としても、2~3ヶ月ぐらいは最低でもみておいた方がいいでしょう。これまでニキビが出来やすかった人の場合には根本から治療するとなるとさらに期間を要する必要があります。きちんと正しく治していきたいと思うのであれば、自己流でいろんな商品を試すより専門家に診断をしてもらって治療をする方が治りが早い場合もあるのです。

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